佐藤朋子
「オバケ東京のためのインデックス 東アジア編」

Tomoko Sato

“Index for Obake Tokyo: East Asia Chapter”

  • レクチャーパフォーマンス+ウォーク
© シアターコモンズ ’23/撮影:佐藤駿
©︎ 田郷美沙子
東アジア史の痕跡から出会い直す、東京の「オバケ」とは。
いよいよ都市空間に繰り出す、シリーズ第4弾。

都市の歴史や記憶のリサーチから出発し、自らの身体を媒介としたレクチャーパフォーマンスとして出力するアーティスト、佐藤朋子。2021年から制作・発表を続けているシアターコモンズ委嘱シリーズ「オバケ東京のためのインデックス」では、前衛芸術家の岡本太郎による「オバケ都市論」を起点に、これまでにゴジラ、カラス、生け花等の「非人間」の視点を通して、都市の「オバケ」的な記憶を浮かび上がらせ、もうひとつの東京を構想するためのインデックスを作りためてきた。
4作目となる今回は、台湾や韓国での長期レジデンスを経て、東京に残る植民地時代の東アジアの僅かな痕跡から東京を捉え直す。そこで再び登場するゴジラは、この巨大都市の「オバケ」をいかに映し出すのだろうか。さらに、実際に街に出てその痕跡を辿る「ウォーク」を実施。観客たちは、まだ見ぬ東京の「オバケ」に出会い直すことになるはずだ。

プロフィール

佐藤朋子(さとう・ともこ)
1990年長野県生まれ。2018年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。広範なリサーチをもとに物語を構築し、主にレクチャーの形式を用いた「語り」の芸術実践を行っている。近年の活動に、《オバケ東京のためのインデックス》(シアターコモンズ、2021-)、《TWO PRIVATE ROOMS – 往復朗読》(青柳菜摘と共同、2020-)、第14回恵比寿映像祭「スペクタクル後」(東京都写真美術館、2022)、「公開制作vol.2 佐藤朋子 狐・鶴・馬」(長野県立美術館、2022)。令和5年度ポーラ美術振興財団在外研修員として台湾と韓国にて研修。http://tomokosato.info/

©︎ 大野隆介

日時

2月21日(金)14:00 *セット券対象
2月23(日)–24日(月・祝)14:00 *セット券対象
2月28日(金)14:00 *セット券対象
3月1日(土)14:00

上演時間

約70分

会場

みなとコモンズ 地下1F
〒108-0014 東京都港区芝5-28-4

チケット

単券
一般|3,000円
学生|2,500円

*要予約、自由席

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セット券
一般|5,000円
学生|4,000円

*同日に上演のキュンチョメ「ブレス・イン・ザ・ダーク ―平和のための呼吸―」と合わせた、2演目対象のセット券です。
*セット券対象回
2/21(金)佐藤朋子14:00/キュンチョメ16:00
2/23(日)佐藤朋子14:00/キュンチョメ19:00
2/24(月・祝)佐藤朋子14:00/キュンチョメ19:00
2/28(金)佐藤朋子14:00/キュンチョメ16:00

チケット購入はこちら

注意事項

*上演では実際に街中を歩きます。動きやすい服装でお越しください。

上演言語

日本語

アクセシビリティ

英語字幕あり
受付で筆談対応可能
車椅子席あり

クレジット

構成・演出・出演|佐藤朋子
日英翻訳|池田ケイ恵理子
マップデザイン|湯田冴
会場協力|港区

関連企画

コモンズ・フォーラム#3「演劇と東アジア」
日時|3月2日(日)14:00-15:30
コモンズ・ツアー
日時(ツアーA)|2月23日(日)、24日(月・祝)
日時(ツアーB)|3月1日(土)、 2日(日)