冬期集中ラボ「スペクタクルの林間学校」

演劇的発想を応用し、世界を新鮮に知覚・交換・共有する技術

創作

方法論の開発

プロデュース

本ワークショップは、フランス・ベルギーを拠点に世界的に活躍する気鋭のコレクティブ、アミカル・ド・プロダクションを迎え、その斬新な創作手法を理論・実践両面で共有するものです。アミカル・ド・プロダクションの創設者の一人であるジュリアン・フルネに加え、ドラマトゥルクのアンナ・チャプスキーとプロデューサーのマリオン・ル・ゲルエも交えて、4日間にわたり集中的に開催します。

スケジュール

2018年2月28日 [水] 10:00-18:00
イントロダクション、方法論に関するレクチャーなど

2018年3月1日 [木] 10:00-18:00
ワークショップ

2018年3月2日 [金] 10:00-18:00
ワークショップ

2018年3月3日 [土] 10:00-18:00
プレゼンテーション

企画

企画:ジュリアン・フルネ(アミカル・ド・プロダクション)
共同企画:アンナ・チャプスキー、マリオン・ル・ゲルエ

会場

SHIBAURA HOUSE

定員

20名程度(書類選考により決定)

応募資格

・ワークショップの全日程に参加できる方

・年齢、国籍不問(ただしワークショップはフランス語および日本語で実施)

・シアターコモンズ’18で上演されるレクチャーパフォーマンス(2/23-25)を少なくとも1回鑑賞できる方を優先
※チケットのご購入・ご予約はご自身でお願い致します。
シアターコモンズwebサイトはこちら

こんな人にオススメ

・演劇的発想を応用して、アートプロジェクトや作品をゼロから考案するプロセスを学びたい。

・「観客」や「上演」について改めて考察し、自らの創作に生かしたい。

・普段は受けることができないアミカル・ド・プロダクションのワークショップを受けてみたい。また将来的にその世界的なネットワークと連携し、活動に関わってみたい。

・あたらしいワークショップの手法の開発に興味がある。

プログラム詳細

彼らの創作は、知的冒険と好奇心に満ち溢れています。日常の固定概念を疑い、あらゆる事象について解像度を上げて考察すること。あらゆる芸術ジャンル、メディア論、哲学、ゲーム、スポーツなども含む彼らの演劇的発想の源泉は、現実世界そのもの。世界を独自の視点でフレーミングすることで、全くあたらしい新鮮な知覚で捉え直すことを可能とします。
 まずワークショップ参加者には、シアターコモンズの一環で上演されるレクチャーパフォーマンス「友よ、いざ休息の時は来た」を鑑賞して頂きます。(2/23-25@SHIBAURA HOUSE)。
 続く4日間のワークショップは、アミカル・ド・プロダクションがこれまで世界各地の演劇学校等で行ってきたワークショップ「認識の演出」と「シチュエーションゲーム」、さらにフルネ自身によるレクチャー「政治と美学」をベースとした3部構成。アミカル・ド・プロダクションならではの遊戯的かつ哲学的アプローチと、参加者自身が持ち込む問いや素材を皆でシェアしながらディスカッションやリサーチを展開します。
 頭と身体を解きほぐし、時には散歩や昼寝も交えながら行われるワークショップは、演劇や身体表現はもちろん、美術、建築、都市リサーチ、プロデュース、キュレーション、編集など、独自の視点と手法であらたな表現や企画を立ち上げたいすべての方を歓迎します。

ディレクター・メッセージ

このワークショップに興味をもってくれたみなさんへ

 WS「スペクタクルの林間学校」では、参加の前にひとつ、みなさんのほうで準備しておいてもらうことがあります。
 どんな準備かというと、「現実のかけら」を各自で選んできてもらいたいのです。
「かけら」といっても大きなかけらでもいいですし、小さなかけらでもかまいません。厳密に形の定まったかけらもあれば、ふわっとしたままのかけらもあるでしょう。あなたにとってとても魅力的なかけらでも、そうでなくても、とにかく「現実のかけら」をなにかみつけて来てください。
 例としては、祖国や故郷への愛、ウォンバットの妊娠、1円玉10枚、湿った手、兄弟、名古屋の街、ナスのパルマ風グラタン、付加価値税、冷蔵庫の庫内灯などなど。
 そうしてみつけてきてもらった「現実のかけら」を、他の参加者の中からひとりだけ選んで手渡すところからワークショップは始まります。制限時間は5分間。この5分の中で、あなたの「かけら」をみせたり、説明したり、語ったり、分かち合ったりして、相手に手渡してみてください。
 それでは、ワークショップでお会いできるのを楽しみにしています。

ジュリアン・フルネ

プロフィール

ディレクター

ジュリアン・フルネ(アミカル・ド・プロダクション)

じゅりあん・ふるね

フランス生まれ。哲学を学んだあと、2007年、アントワンヌ・ドゥフォールとアロリー・ゴエルジェとともに作品創作を開始。2010年、複数のアーティストがプロジェクトごとに協働・制作するためのあたらしいプラットフォーム、アミカル・ド・プロダクション(プロジェクト共同組合)のディレクターに就任。世界的な成功を収め、2015年にはKAAT 神奈川芸術劇場で日本初公演となった代表作「GERMINAL」(2012年)などをプロデュースしている。集団創作においては遊びをテーマにしたサイトスペシフィックな作品が多い一方、個人の活動においては哲学的な主題を知的で詩的に扱うレクチャー形式の作品も創作している。
2017年ベルギーのクンステンフェスティバルでは、劇場とインターネット上で同時配信された不可視の演劇作品「川に着いたら橋を渡ろう」を上演。2018年—20年、クレルモン=フェラン市が仕掛ける都市型大規模アートプロジェクト「Effervescences」の芸術監督に就任。2018年アヴィニョン演劇祭では会期中1ヶ月にわたるプロジェクトを展開することが決定している。

応募要項

応募要項

応募は締め切りました。

選考方法

提出書類に基づき、事務局およびディレクターによる選考会により決定。

選考結果

2018年2月9日までに審査の結果をメールで告知。

参加料

15,000円 
*参加料はワークショップ初日に全額現金でお支払い頂きます。
*食費および交通費などは別途、自己負担となります。

応募〆切

2018年2月4日(日)24時 必着

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