Art Translators Collective:樅山智子×Sasa-Marie
「トランス・ソニック・メディテーション」

Art Translators Collective: Tomoko Momiyama×Sasa-Marie

  • 参加型パフォーマンス
撮影:Rosie Hastie
© Keith Spencer
“聴くこと”の複数性を見つめ、他者と他者の間で身体を奏でる。
分かり合えなさを受け取ることから始まる、交信と共振のメディテーション。

通訳的な“聴取”には快楽がある。そしてそれは決して耳だけによる“聴取”ではない。他者の響きに調律を合わせ、その振動をまた別の他者に伝えるために自らの身体を奏でながら“聴く”ときに、ふと、自分一人では決して辿り着けない世界に接続することがあるのだ。職業としての通訳が消えたとしても、交信の媒体として“聴く”、その悦びは失われないのではないか。
作曲家および通訳者として“聴取”の脱植民地化に向けた実践を重ねてきた樅山智子がこの度タッグを組むのは、サイン・ミュージシャンでろう詩人のSasa-Marie。70年代のアメリカにおいてクィア・アクティビズムとして“聴くこと”の復権を追求した作曲家ポーリン・オリヴェロスによる「ソニック・メディテーション」を再解釈し、聴覚も視覚も超えて倫理的かつ美的に“聴く”ための儀式を立ち上げる。

プロフィール

樅山智子(もみやま・ともこ)
Art Translators Collective共同ディレクター。作曲家/アーティスト/ドラマトゥルク/通訳者。世界各地で人と環境の関係性を問うサイト・スペシフィックなプロジェクトを展開し、領域を自由に横断する作品を発表。周縁化された声に耳を傾け、対話を媒介しながら複層の物語を紡ぎ合わせることで、非人間中心主義的なパラダイムから世界を聴くための新たな共同体の音楽を探求する。マイノリマジョリテ・トラベル主宰、日本相撲聞芸術作曲家協議会(JACSHA)理事、九州大学および愛知大学非常勤講師。www.tomokomomiyama.com

撮影:Takashi Arai 

Sasa-Marie(ササ・マリー)
ろう詩人/SignPoet/MUSICA Artist _ Researcher。五感で感じる空間ポエトリー・リーディングを展開。2023年4月、ろう俳優Mary Yumiko KAWAIとともにろう者の視点から、ろう芸術表現を伝える団体ミナテマリを結成。東京文化会館リラックス・パフォーマンスろうナビゲーター、美術館鑑賞支援ろうファシリテーターなど。
九州大学大学院芸術工学府博士課程後期在学中。https://lit.link/sasamarie

撮影:RIMI

日時

2月27日(金)17:00 *1日セット券対象
3月7日(土)11:00 *1日セット券対象・英語逐次通訳あり
3月8日(日)15:30 *1日セット券対象 / 19:00 *1日セット券対象

上演時間

約90分(英語逐次通訳ありの回は約120分)

会場

SHIBAURA HOUSE 5F
〒108-0023 港区芝浦3-15-4

チケット

単券
一般|3,000円
学生|2,000円

*要予約、自由席

チケット購入はこちら

「翻訳の葬式」1日セット券
一般|5,000円
学生|3,000円

*要予約、自由席
*同日開催の「翻訳の葬式」プログラムが対象の1日通し券です。
*「翻訳の葬式」1日セット券対象回:
2/27(金)樅山智子×Sasa-Marie 17:00/平野暁人×篠田千明 19:00
3/7(土)樅山智子×Sasa-Marie 11:00/田村かのこ×マユンキキ 13:30/リリアン・キャンライト 17:00
3/8(日)リリアン・キャンライト 11:00/田村かのこ×マユンキキ 13:30/樅山智子×Sasa-Marie 15:30または19:00
*本公演のチケット(単券または1日セット券)のご提示で、ATCステーションに開催期間中いつでも無料でお立ち寄りいただけます。

チケット購入はこちら[2/27(金)]

チケット購入はこちら[3/7(土)]

チケット購入はこちら[3/8(日)]

注意事項

*本公演は参加型になります。観客の皆さんには、身体を動かしたり、なんらかのパフォーマンスに関わっていただいたりすることがあります。ご自身の気持ちよい範囲でご参加ください。
*推奨年齢:中学生以上(小学生以下のお子さまの参加についてはお問い合わせください。)

上演言語

日本手話、日本語(手話通訳あり、英語逐次通訳の回あり)

アクセシビリティ

字幕言語|なし
音声ガイド|なし
その他アクセシビリティ|手話通訳、英語逐次通訳の回あり(3月7日 11:00)、受付で筆談対応可能、車椅子席あり

クレジット

作|樅山智子
サイン・ミュージック・ドラマトゥルク|Sasa-Marie
出演|不透明性のアンサンブル(天羽絵莉子、岩中可南子、岡島珠実、加藤裕子、ジャンジ a.k.a. Madame Bonjour JohnJ、瀬戸口裕子、樅山智子、Kuniy、Sasa-Marie、Yumiko Mary KAWAI)

関連企画

Art Translators Collective(ATC)「翻訳の葬式」
ATC:田村かのこ×マユンキキ「がんばっていこう」
ATC:平野暁人×篠田千明「もうすぐ消滅するという人間の翻訳について」
ATC:リリアン・キャンライト「What are we doing where are we going」
ATC:植田悠/キース・スペンサー/天羽絵莉子、春川ゆうきほか ATCステーション:「The Last Gig/最後の通訳の仕事 〜英語が故郷の日本人の最後の案件〜」/「Borderland」