Art Translators Collective: Kanoko Tamura×Mayunkiki
- 対話パフォーマンス
対話から立ち上がる、言語実践の現在地。
通訳の田村かのことアーティストのマユンキキが、マジョリティ/マイノリティそれぞれの立場から行う言語実践を軸に展開する対話パフォーマンス。
日本語を第一言語とするアイヌとして、公の場で英語を話さない選択をしたマユンキキと、和人の日本語/英語の通訳兼コラボレーターとしてマユンキキの海外活動に帯同している田村。本作では、ふたりが4年間の協働のなかで得た経験や学び、葛藤を対話形式で振り返りながら、言語の脱植民地化/先住民化について考察する。
通訳のあり方を単純な言葉の伝達として捉えるのでなく、話者と負荷を分かち合い、ともに歴史や現状に向き合い、社会を変えるための実践につなげる行為として捉え直すことで、未来へ向けた両者の「宣言」へと結実させていく。
プロフィール
田村かのこ(たむら・かのこ)
Art Translators Collective代表および共同ディレクター。アートトランスレーターとして、日英の通訳・翻訳、コミュニケーションデザインなど幅広く活動。人と文化と言葉の間に立つ媒介者の視点で翻訳の可能性を探りながら、それぞれの場と内容に応じたクリエイティブな対話のあり方を提案している。非常勤講師を務める東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻では、アーティストのための英語とコミュニケーションの授業を担当。また、札幌国際芸術祭2020ではコミュニケーションデザインディレクターとして、展覧会と観客をつなぐメディエーションを実践した。NPO法人芸術公社所属。
マユンキキ
1982年チカプニコタン、ヤウンモシㇼ/近文コタン、北海道生まれ。ヤウンモシㇼ/北海道拠点。現代美術家、音楽家。アイヌの伝統歌を歌う「マレウレウ」「アペトゥンペ」のメンバー。2021年よりソロ活動開始。現代におけるアイヌの存在を、あくまで個人としての観点から探求し、表現している。
日時
3月6日(金)19:00
3月7日(土)13:30 *1日セット券対象
3月8日(日)13:30 *1日セット券対象
上演時間
約90分
会場
SHIBAURA HOUSE 1F
〒108-0023 港区芝浦3-15-4
チケット
単券
一般|3,000円
学生|2,000円
*要予約、自由席
「翻訳の葬式」1日セット券
一般|5,000円
学生|3,000円
*要予約、自由席
*同日開催の「翻訳の葬式」プログラムが対象の1日通し券です。
*1日セット券対象回:
3/7(土)樅山智子×Sasa-Marie 11:00/田村かのこ×マユンキキ 13:30/リリアン・キャンライト 17:00
3/8(日)リリアン・キャンライト 11:00/田村かのこ×マユンキキ13:30/樅山智子×Sasa-Marie 15:30または19:00
*本公演のチケット(単券または1日セット券)のご提示で、ATCステーションに開催期間中いつでも無料でお立ち寄りいただけます。
上演言語
日本語、アイヌ語、英語
*上演言語は日本語、部分的にアイヌ語や英語を使用します。字幕や通訳はありません。日本語の理解に補助が必要な人は、ご自身が信頼できる人を通訳者としてお連れください。隣同士に座って、その場で通訳していただきます(聞き手の耳元でささやくように行うウィスパリングや、手話など)。同伴の通訳者は無料で観劇いただけます。通訳者の方には、事前に通訳の助けとなる資料をお渡しします(ネタバレ含む)。ご希望の方はメールよりお申し込みください。
アクセシビリティ
字幕言語|なし
音声ガイド|なし
その他アクセシビリティ|通訳者同伴無料(事前資料提供あり)、受付で筆談対応可能、車椅子席あり
クレジット
作|田村かのこ、マユンキキ
出演|田村かのこ、マユンキキ
ドラマトゥルク|平野暁人
協力|谷地田未緒
関連企画
Art Translators Collective(ATC)「翻訳の葬式」
ATC:樅山智子×Sasa-Marie「トランス・ソニック・メディテーション」
ATC:平野暁人×篠田千明「もうすぐ消滅するという人間の翻訳について」
ATC:リリアン・キャンライト「What are we doing where are we going」
ATC:植田悠/キース・スペンサー/天羽絵莉子、春川ゆうきほか ATCステーション:「The Last Gig/最後の通訳の仕事 〜英語が故郷の日本人の最後の案件〜」/「Borderland」