3/3開催 コモンズ・フォーラム#1 追加予約受付中!
2024.2.26
コモンズ・フォーラム#1
「複数の世界、歴史、物語——多声的芸術はいかに可能か?」
世界の難民・避難民が人類史上はじめて、1億人を超えた。またこの半年の間に、中東や欧州で継続中の戦争や対立が激化し、芸術の世界にも劇的な分断をもたらしている。敵か味方か、正義か悪か、被害か加害か。止めることのできない暴力はこうした二項対立的思考を煽り、対話の回路をさらなる暴力で粉砕してしまう。またその「正義」のカテゴリーからはみ出るリスクを回避するあまり、他者の権利や自由さえも「正義」によって抑圧される事態が起きている。
「芸術は可能か?」という問いさえも虚しく感じられる現在の世界において、それでも芸術家が取りうるアプローチとはどのようなものか。子ども時代に難民としてイランから欧州に移住したナスタラン・ラザヴィ・ホラーサーニ、シルクロード、イスラーム、旧ソ連がクロスする故郷ウズベキスタンを撮り続けるサオダット・イズマイロボらの声を聞きながら、複数の世界とその歴史、そこからこぼれ落ちてきた声や存在に、私たちはどう触れることができるのだろうか。
登壇者|
サオダット・イズマイロボ(映像作家、アーティスト)
ナスタラン・ラザヴィ・ホラーサーニ(アーティスト)
藤井光(アーティスト)
司会|相馬千秋(シアターコモンズ実行委員長兼ディレクター)
日時
3月3日(日)16:00-18:00
会場
ゲーテ・インスティトゥート東京(〒107-0052 港区赤坂7-5-56)
チケット
無料・要予約
コモンズ・フォーラム#1
詳細はこちら