原田裕規
「スリープ」

Yuki Harada

“Sleep”

  • パフォーマティブ・インスタレーション
CGや映像で「舞台装置」を生み出してきたアーティスト、原田裕規。
没入装置で溢れた現代に放つパフォーマティブ・インスタレーション

写真、映像、CG、パフォーマンス、キュレーションなど、多岐にわたるメディアを駆使し独自の表現活動を展開するアーティスト、原田裕規。そのベースには一貫して、見る主体と作品の間に、パフォーマティブな相互作用を生み出す「舞台装置」が設定されている。観客の視点を没入させる仕掛けを持つ《光庭》や33時間動物の名前を呼び続ける《Waiting for》といった、これまでの作品にも、観客がいかにして作品に参加するのか/できるのかという問題意識が通底する。
こうした「演劇性」を内包した造形を生み出してきた原田が、いよいよシアターコモンズにて「パフォーマンス作品」の創作に着手する。ゴヤの絵画《理性の眠りは怪物を生む》を参照しながら、振付家ハラサオリとの協働を通じて、VR自体をテーマにしたパフォーマンス作品をSHIBAURA HOUSEの空間に展開していく。日常に没入の機会が常態化し、ログアウトできない世の中で、人間の知覚は今どのように変化し、今後移り変わっていくのだろうか。

プロフィール

原田裕規(はらだ・ゆうき)
1989年生まれ。アーティスト。とるにたらない視覚文化をモチーフに作品を制作している。24時間にわたり写真を見続ける《One Million Seeings》、33時間にわたり生き物の名前を朗読し続ける《Waiting for》、ピジン英語の成立過程を再演する《シャドーイング》など、パフォーマンス色の強い映像作品で知られる。近年は広島市現代美術館、長野県立美術館、日本ハワイ移民資料館、京都芸術センター、金沢21世紀美術館などで個展を開催。2026年にニューヨーク・ブルックリン実験アート財団で研修予定。

Photo: Kaori Nishida

ハラサオリ
1988年東京生まれ。ダンスアーティスト。
知覚装置としての身体を起点に、映像、テキスト、ドローイングなどを交えた複合的なパフォーマンス作品を制作する。 身体行為の実践を通じて、現実と虚構、自己と他者といった境界を問い直し、感覚と記憶の編成プロセスへの介入を試みている。約10年間のベルリン滞在を経て、2023年より東京を拠点に活動。近年は現代美術やファッションなどと関わりながら自らの表現領域を拡張している。
東京藝術大学デザイン科修士、ベルリン芸術大学舞踊科修士修了。2025年度セゾン文化財団セゾン・フェロー。

© NanakoKobayashi

日時

3月4日(水)16:00 / 19:00
3月5日(木)16:00
/ 19:00
3月6日(金)14:00 / 17:00

上演時間

約60分

会場

SHIBAURA HOUSE 5F
〒108-0023港区芝浦3-15-4

チケット

一般|3,000円
学生|2,000円

*要予約、自由席
*本公演のチケットのご提示で、ATCステーションに、開催期間中いつでも無料でお立ち寄りいただけます。

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上演言語

上演言語:日本語

アクセシビリティ

字幕言語|なし
音声ガイド|なし
その他アクセシビリティ|受付で筆談対応可能、車椅子席あり

クレジット

構成・演出|原田裕規
振付・出演|ハラサオリ
音楽|小松千倫
協力|谷口勝也(株式会社ライノスタジオ)