開催概要

都市にあらたな「コモンズ(共有地)」を生み出すプロジェクト、シアターコモンズ。
第6回目となる今回は、「非同期することばたち - Unsynchronized Voices」をテーマに、演劇公演、レクチャーパフォーマンス、体験型アート、ワークショップなど、リアルとリモートの両方で9日間にわたり開催します!

シアターコモンズは、演劇の「共有知」を活用し、社会の「共有地」を生み出すプロジェクトです。日常生活や都市空間の中で「演劇をつかう」、すなわち演劇的な発想を活用することで、「来たるべき劇場/演劇」の形を提示することを目指しています。演劇的想像力によって、異質なものや複数の時間が交わり、日常を異化するような対話や発見をもたらす経験をアーティストとともに仕掛けていきます。

シアターコモンズは、港区内に拠点をもつ国際文化機関、台湾文化センター、ゲーテ・インスティトゥート東京、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、オランダ王国大使館とNPO法人芸術公社が実行委員会を形成し、「港区文化プログラム連携事業」として港区内を中心に展開します。

キュレーション・コンセプト

非同期することばたち Unsynchronized Voices
相馬千秋

すでに3年目に突入したパンデミックは、世界中を「強制同期」し続けている。未知の変異株が出現する度に繰り返されるロックダウン、移動や集会の制限、国境の封鎖。新たに開発されるワクチンと、その供給量や速度をめぐる国家競争。その不均衡が増幅する、さらなる経済格差と生存をめぐる不平等。私たちはこれらに一喜一憂し、右往左往する。全世界を幾重にも覆うパンデミックの波は、人々の振る舞いや身振りを瞬時に書き換えてしまう最強の振付家のようだ。

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基本情報

  • シアターコモンズ ’22
  • 会期|2022年2月19日(土)-2月27日(日)
  • 会場|東京都港区エリア各所
  • 主催|シアターコモンズ実行委員会
  • 台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
  • ゲーテ・インスティトゥート東京
  • 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
  • オランダ王国大使館
  • 特定非営利活動法人 芸術公社
  • 共催|港区 港区文化プログラム連携事業
  • パートナー|SHIBAURA HOUSE
  • 助成|

    令和3年度文化庁優れた現代美術の国際発信促進事業
    公益財団法人セゾン文化財団
    公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【大規模文化事業助成】

クレジット

  • シアターコモンズ実行委員会
  • 委員長|相馬千秋(特定非営利活動法人芸術公社 代表理事)
  • 副委員長|王淑芳(台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター長)
  • 委員|ペーター・アンダース(ゲーテ・インスティトゥート東京 所長)
  • 委員|サンソン・シルヴァン(在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 文化担当官)
  • 委員|バス・ヴァルクス(オランダ王国大使館 広報政治文化部・副部長)
  • 委員|大舘奈津子(特定非営利活動法人芸術公社 理事)
  • 監事|須田洋平(弁護士)
  • シアターコモンズ実行委員会事務局
  • ディレクター|相馬千秋(芸術公社)
  • 制作・事務局統括|清水聡美(芸術公社)
  • 制作|山里真紀子、芝田遥、谷口裕子、阿部幸(芸術公社)
  • 制作アドヴァイザー|戸田史子(芸術公社)
  • 企画アドヴァイザー|岩城京子、大舘奈津子(芸術公社)
  • 編集|柴原聡子、橋場麻衣
  • 編集(レポート)|鈴木理映子(芸術公社)
  • 広報|岩本室佳
  • 広報アドヴァイザー|若林直子
  • 翻訳|リリアン・キャンライト、水野響、内山もにか、山田カイル、春川ゆうき(Art Translators Collective)
  • アート・ディレクション&デザイン|加藤賢策(LABORATORIES)
  • ウェブデザイン|加藤賢策、伊藤博紀(LABORATORIES)
  • 票券|木下京子
  • インターン|小橋清花、関あゆみ、鄭禹晨、プルサコワありな、ルー・エイミ・ティファニー、
    カメタ・マリアナ、橋場みらん、水野渚
  • 法務アドヴァイザー|須田洋平(弁護士/芸術公社)
  • シアターコモンズ'22 技術スタッフ
  • 舞台監督|ラング・クレイグヒル
  • 照明|山下恵美、帆足ありあ(RYU Inc.)
  • 音響|稲荷森健、市村隼人
  • 映像|佐藤佑樹(エディスグローヴ)
  • 記録映像・写真|佐藤駿