森村泰昌
「芸術家Mの『にっぽん、チャチャチャ!』」
レクチャーパフォーマンス
Yasumasa Morimura
“Yasumasa Morimura’s ‘Nippon Cha Cha Cha !’”
森村泰昌が演じる初のレクチャーパフォーマンス。
1985年に自らがゴッホに扮する《肖像(ゴッホ)》を発表以来、30年以上にわたり、西洋美術史の絵画や歴史上の人物に扮するセルフポートレートを制作し、日本を代表する美術家として活躍を続ける森村泰昌。これまでの活動の集大成とも言える個展「自画像の美術史―『私』と『わたし』が出会うとき」(国立国際美術館、2016)では長編映画作品を制作するなど、常に新たな挑戦を続けている。
フランス、ポンピドゥーセンター・メスとシアターコモンズからの委嘱をうけて創作される本公演は、これまで数多くの講演を行ってきた森村にとっても初のレクチャーパフォーマンスとなる。日本の戦後史および美術史、森村自身の個人史の3つが交錯する「わたし」の物語を語るのは、森村なのか、彼が憑依する偶像なのか? 森村は観客の眼差しの前で変身しながら、社会史と芸術史に侵入し、フィクションと現実の境界を攪拌するにちがいない。
プロフィール
森村泰昌(もりむら・やすまさ)
1985年、ゴッホの自画像に扮するセルフポートレート写真を制作。以降、今日に至るまで、一貫して「自画像的作品」をテーマに作品を作り続ける。1989年、ベニスビエンナーレ/アペルト88に選出され、以降国内外で展覧会を開催する。2014年、ヨコハマトリエンナーレ2014の芸術監督を務める。2017年、モスクワのプーシキン国立美術館にて個展「自画像の美術史」を開催。近著に『美術、応答せよ!』、『自画像の告白』など。2011年秋、紫綬褒章を受章。
© Kazuo Fukunaga
予告映像
- 日時
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3月2日(金)19:00-
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3月3日(土)17:00-
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3月4日(日)14:00-
*全日アフタートーク有 -
ゲスト|
2日 森村泰昌×あごうさとし(劇作家、演出家、本作演出)
3日 森村泰昌×東浩紀(哲学者、批評家、ゲンロン代表)
4日 森村泰昌×相馬千秋(シアターコモンズ ディレクター)
- 会場
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港区立男女平等参画センター
リーブラ、リーブラホール
- 〒105-0023 港区芝浦1-16-1 みなとパーク芝浦1F
- 参加方法
- 要予約・コモンズパス提示
- パスのご購入はこちら
- 上演言語
- 日本語
- クレジット
- 出演・脚本|森村泰昌
- 演出|あごうさとし
- 撮影|岸本康、藤井光
- 協賛|株式会社資生堂
- 協力|ヤマハ株式会社 、studio seedbox
- 製作|シアターコモンズ実行委員会、ポンピドゥーセンター・メス、ジャパン・ソサエティー、一色事務所
- 舞台監督|夏目雅也
- 照明|串本和也 (RYU. Inc)
- 音響|稲荷森健
- 映像オペレーション|村田啓