コモンズ・トーク#2
「スザンネ・ケネディらを迎えて」

Commons Talk #2

"Presenting Susanne Kennedy, Markus Selg and Rodrik Biersteker"

  • トーク
  • リモート参加のみ
© Franziska Sinn

ポストヒューマン時代を牽引する演出家スザンネ・ケネディと、その世界観を視覚的に体現する美術家マルクス・ゼルク、コラボレーターのロドリック・ビアステーカーを招いてのオンライン・トーク。今回シアターコモンズからの委嘱を受けて世界初演する『I AM (VR)』のコンセプトや方法論はもちろん、演劇と仮想性をめぐり、コロナ後の哲学的視点からも議論する。

登壇者│スザンネ・ケネディ(演出家)、マルクス・ゼルク(マルチメディア・アーティスト)、ロドリック・ビアステーカー(アーティスト)
司会│相馬千秋(シアターコモンズ ディレクター)

プロフィール

スザンネ・ケネディ 
1977年ドイツ生まれ。アムステルダム芸術大学(AHK)を卒業し、エルフリーデ・イェリネク等の作品をオランダ各地の劇場で演出。2011年からミュンヘン・カンマーシュピーレで演出活動を開始。2013年『インゴルシュタットの煉獄』で「テアター・ホイテ」の年間最優秀若手演出家に選出される。近年ではベルリン・フォルクスビューネとミュンヘン・カンマーシュピーレを拠点とし、近作には、マルクス・ゼルクとの共作『ULTRAWORLD』、『ORACLE(神託)』(共に2020)など。仮面をつけた俳優たち、録音されたセリフが自動再生される特異な舞台は、ポストヒューマン時代の新たな演劇として注目を集めている。

© Franziska Sinn

マルクス・ゼルク
1974年ドイツ生まれ。デジタルペインティング、彫刻、没入型インスタレーション、演劇、VR等を用い、古来の神話とコンピューターテクノロジー間のダイナミクスを探求するマルチメディア・アーティスト。スザンネ・ケネディとの共作『ULTRAWORLD』(2020)ではファウスト・アワード2020最優秀舞台デザイン賞を受賞。パフォーマンス作品を発表するほか、長編映画、オペラ作品など、多彩なジャンルを横断して活躍している。

ロドリック・ビアステーカー
1986年オランダ生まれ。HKUユトレヒト芸術大学でバーチャルシアターとゲームのデザインを学ぶ。主に演劇の文脈のなかで映像やインタラクティブなテクノロジーを用い、領域横断的な活動を行うアーティスト。ルール・トリエンナーレ、ミュンヘン・カンマーシュピーレ、ベルリン・フォルクスビューネなどでスザンネ・ケネディと共作。マルクス・ゼルクと共にファウスト・アワード2020最優秀舞台デザイン/映像デザインを受賞した。

相馬千秋(そうま・ちあき)
こちらのページを参照

日時

2月20日(土)19:00-20:30

上演時間

90分

会場

オンライン

参加方法

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上演言語

英語(日本語通訳つき)

クレジット

通訳|田村かのこ