Commons Talk #1
"Presenting Tsai Ming-Liang"
- トーク
- リモート参加のみ
台湾の巨匠映画監督、ツァイ・ミンリャンを招いてのオンライン・トーク。VR映画『蘭若寺の住人』を制作した経緯、VRを活用した映像表現の可能性、パンデミック後の世界などについて詳しく聞いていく。聞き手は長年ツァイ・ミンリャン監督の映画を見続け、レビューも執筆してきた映画監督、中村佑子。また、VRをアート創作に取り入れる意義や展望についても議論する。
登壇者|ツァイ・ミンリャン(映画監督)
聞き手|中村佑子(映画監督・作家)
司会|相馬千秋(シアターコモンズ ディレクター)
プロフィール
ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)
1957年、マレーシア生まれ。77年に台湾に移住。92年、『青春神話』で映画監督デビュー。『愛情萬歳』(94)でヴェネチア国際映画祭金獅子賞を、『河』(97)でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞し、世界的に注目を集める。近年はアートインスタレーションにも進出。托鉢僧に扮したリー・カンションが、群衆の中を超スローモーションで歩く様子を撮影する“行者(Walker)”プロジェクトを2012年から開始。現在までに、8作の短編を仕上げている。10作目の長編作『郊遊 <ピクニック>』(13)でヴェネチア国際映画祭審査員大賞を受賞。商業映画からの引退を表明するも、18年に『あなたの顔』を製作。そして20年には、11作目となる長編劇映画『日子』(英題:Days)を発表し、ベルリン国際映画祭コンペティション部門に選出された。
中村佑子(なかむら・ゆうこ)
*こちらのページを参照
相馬千秋(そうま・ちあき)
*こちらのページを参照
日時
2月16日(火)19:00-20:30
上演時間
90分
会場
オンライン
参加方法
予約後送付されるURLよりアクセスしてください
上演言語
中国語(日本語通訳つき)
クレジット
通訳|樋口裕子