小泉明郎
「私たちは未来の死者を弔う」
ワークショップ
Meiro Koizumi
“We Mourn the Dead of the Future”
現代の「儀礼」をつくるワークショップ。
国家と個人、精神と身体の関係を探求し、演劇的な手法を経て映像にあぶり出すアーティスト、小泉明郎。近作「夢の儀礼─帝国は今日も歌う─」をはじめ、社会に潜む暴力やその構造を、無意識的かつ身体的な反応として映像化する演出力は、美術界のみならず演劇界からも大きな注目を集めている。
今回シアターコモンズと共同で開発するのは、個人と集団の間に生まれる「儀礼」を考察するワークショップ。個人は共同体のために命を投げ出せるのか? 小泉が長年取り組んできたヒロイズムや自己犠牲のテーマをめぐり、参加者とともに一種の「儀礼」としてのパフォーマンスを創作する。個人の身体や声が集団の身振りに統合され、再び解体されるプロセスの中で、私たちはどのように今日の社会を追体験し、批評できるだろうか。
プロフィール
小泉明郎(こいずみ・めいろう)
1976年群馬県生まれ。国際基督教大学卒業後に渡英し、ロンドンのチェルシー・カレッジで映像表現を学ぶ。近年はニューヨーク近代美術館のProjectsやテート・モダンのBMWテート・ライブをはじめ、国内外の数多くの展覧会に参加。2015年には初期作品から新作までを揃えた初の大規模個展「捕われた声は静寂の夢を見る」をアーツ前橋で開催。2017年、vacantで開催された個展「帝国は今日も歌う」は社会と個人の心理に深く切り込む大胆な映像で大きな反響をよんだ。
© Meiro Koizumi
- 日時
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3月7日(水)10:00-18:00(予定)
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3月8日(木)10:00-18:00(予定)
- 会場
- 会場:基地跡地暫定利用広場「朝霞の森」(詳細は申込者に個別に連絡)
- 参加方法
- ワークショップ|アルバイトとして公募します。
- ・募集期間:2018年2月7日~2月17日(結果は2月21日までにメールにて通知します。)
- ・募集人数:20名
- ・日給:8,000円(最終日に支給)
・応募資格:
17~24歳の健康な男女
国籍不問(ただし日本語を解すること)
2日間通して参加できる方- ワークショップのお申込はこちら
- ワークショップ成果発表への参加|要予約・コモンズパス提示
- ・ワークショップで製作するパフォーマンスの実演および撮影にご参加いただけます。
- ・日時:2018年3月8日(木)15:00-18:00頃を予定(詳細は申込者に個別に連絡)
- ・会場:基地跡地暫定利用広場「朝霞の森」 〒351-0013 埼玉県朝霞市膝折2−34
- パスのご購入はこちら
- 上演言語
- 日本語
- クレジット
- 構成・演出|小泉明郎
- 演出助手|小山渉
- 撮影ディレクター|森内康博(らくだスタジオ)
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協力|
無人島プロダクション
立教大学 心理芸術人文研究所 - 制作|清水聡美