シュウ・ジャウェイ [台湾]

「黒と白―パンダ」

レクチャーパフォーマンス|展示上映

Hsu Chia - Wei [Taiwan]

“Black & White – Panda”

お笑い芸人とのコラボで生まれる、
「黒と白の色をもつ動物たち」の物語。

2013年ヴェネチア・ビエンナーレ台湾館出展作家、ヒューゴ・ボス・アジア・アート賞ファイナリストを経て、2017年、第15回台新芸術賞グランプリを受賞し、名実ともに台湾の新世代を代表するアーティストとして注目を集めるシュウ・ジャウェイ。
今回、シアターコモンズからの委嘱を受けて創作する初のパフォーマンスは、「黒と白の色をもつ動物たち」の物語だ。例えばその代表格、パンダはなぜ世界中に輸出され、これほどまでに人々に熱愛されてきたのか? 例えば戦時中、上野や台北の動物園では何が起こっていたのか? 中国のパンダ外交、戦前・戦後の動物園政策に関する綿密なリサーチと、日本のお笑い芸人とのコラボレーションを経て生まれるコミカルなパフォーマンスは、大文字の歴史、人間中心の視点を軽やかに脱臼するはずだ。
また、今回はレクチャーパフォーマンスのほか、これまでの映像作品の展示上映も行う。

プロフィール

シュウ・ジャウェイ(許家維)
1983年台中生まれ。アジアの冷戦における忘れられた歴史をテーマに、映像作品やインスタレーションを制作。映画の手法を用いながら、現実と虚構、歴史と現在の狭間で人の記憶や歴史を再構築する。2013年ヴェネチア・ビエンナーレ台湾館出展作家。2013 年ヒューゴ・ボス・アジア・アート賞ファイナリスト。2015年オランダのファン・アベで個展開催。台北のアーティストランスペース「Open-Contemporary Art Center」にてディレクターを務めるほか、2018年の台湾国際ビデオアート展など、展覧会のキュレーションや執筆も行う。

  • 日時
  • レクチャーパフォーマンス
  • 3月9日(金)19:00-

  • 3月10日(土)19:00-

  • 展示上映
  • 3月2日(金)13:00-19:00
  • 3月3日(土)13:00-19:00
  • 3月4日(日)13:00-19:00
  • 3月5日(月)13:00-19:00
  • 3月6日(火)13:00-19:00
  • 3月7日(水)13:00-19:00
  • 3月10日(土)13:00-17:00
  • 参加方法
  • レクチャーパフォーマンス|要予約・パス提示
  • パスのご購入はこちら
  • 展示上映|入場無料・予約不要
  • 上演言語
  • 日本語
  • 展示上映作品
  • 『和平島故事』(2008)12分40秒(日本語音声つき)
  • 『高砂』(2017)9分20秒(日本語字幕つき)
  • *『ドローン、ヒナコウモリ、故人たちの証言』(2017)3分40秒 - 8分40秒(日本語音声つき)
  • 『諜報局の廃墟』(2015)13分30秒(日本語字幕つき)
  • 『台湾総督府工業研究所』(2017)3分
  • *『ドローン、ヒナコウモリ、故人たちの証言』(2017)3分40秒 - 8分40秒(日本語音声つき)
  • -上記作品をループ上映いたします。
  • *作品の性質上、上映内容が異なります。
  • クレジット
  • 構成・演出|シュウ・ジャウェイ
  • 脚本・出演|シュウ・ジャウェイ、ピーチ(四柳智惟、栗田ばね、直木ひでくに)
  • 舞台監督|陳雅婷(有限会社Mars A Sol)
  • 音響|稲荷森健
  • 通訳・翻訳|植田かほる
  • 特別協力|劉宥宜
  • 制作|田中沙季
  • 助成|台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター、洪建全教育文化基金會