会田大也ラボ|第2回レポート
2018.7.31
7月7日に会田大也ラボ第2回が行われました。
今回は「ワークショップ」の歴史について学びました。「ワークショップ」は当初、経験学習として教育に取り入れられていましたが、現在ではコミュニティ・デザインの方法論としても重要なものとなっています。
日本のコミュニティ・デザインにもワークショップが使用されています。会田さんは以前「村を起こす」や「村を閉じる」などの目的を持ったワークショップに関わっていた事があり、そこでは 参加者が交流し、コミュニティの未来を一緒に考えることができたそうです。ワークショップは一方的な決定プロセスを防ぐことができる例をあげてくださいました。
続いて、ワークショップ中のファシリテーションについて学びました。目的を失わず、参加者が活発でいるワークショップとはどういうものかを考えました。会田さんは「ビジュアル・シンキング」というワークショップを行い、受講生はモデルとなるファシリテーションを経験しました。質問の仕方や発言・情報のまとめ方などのこつをつかむ機会になりました。
その後、グループに分かれて、カスタマージャーニーマトリクスを書きました。 ワークショップをデザインするにあたっては、参加者が心配すること、考えることを把握する必要があります。 参加する人たちがチラシをみた時からワークショップ後までに至心境を想像し、まとめました。
そして最後に、これまで学んできた知識を生かし「自らがデザインするワークショップのスクリプトを書く」という宿題が出されました。次回、各自がその内容を発表します。
(芸術公社インターン・ルーエイミ)