レポート

夏期集中ラボ 最終発表1日目|盛岡

2017.8.25

約1週間を経て、いよいよ最終発表です。1日目は、リハーサル。全員がプランを発表、砂連尾理氏、服部浩之氏、相馬千秋が講評しました。

最終発表では、初めて聞く人にもわかるような明快さが求められます。それぞれの受講生は、具体的なプランとその背景を、この1週間で起きたことや調べたことを反映しつつプレゼンしていきました。

中間発表でのプランを着実に積み重ねていった人、大胆にプランを変えた人、まだ迷いがある人、具体的なプランに落とし込むことに苦労している人などなど。講評では、最終発表の時間ぎりぎりまでブラッシュアップしていけるよう、大枠・具体的の両方向からの意見やアドバイスがありました。

リハーサルは、最終的な発表に至るひとつ前の段階であるからこそ、受講生が率直な悩みも打ち明けつつ、講師と対話できる機会です。本日講評くださった砂連尾さんからは、「講評という範囲にとどまらない、自分自身の活動も問われるとても濃い経験だった。作品において震災を扱うとき、その土地の人、そして他の土地にも伝えていくためにはある種フィクションにするプロセスが必要になる。皆さんの東北への向き合い方に期待したい」との言葉がありました。

プランの精度を高めていくヒントやアイデアを受けて、受講生たちは明日明後日の発表に向かいます。

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