菅原直樹OiBokkeShi

「老いと演劇」「老いのリハーサル」

ワークショップ

Naoki Sugawara/OiBokkeShi

“Aging and Theater”
“Rehearsals for Aging”

© hi foo farm

超高齢社会の課題に演劇で挑む。
介護と演劇の間で他者と向き合うワークショップ

2025年には人口の3割が65歳以上になると言われ、世界でも類を見ないスピードで高齢化が進む日本。「老いと演劇」OiBokkeShiは、既に始まっている超高齢社会の課題に「演劇」というユニークな切り口でアプローチしてきた。
「老人介護の現場に演劇の知恵を、演劇の現場に老人介護の深みを」という理念のもと、介護現場や劇場などでの上演、お年寄りへの遊びやゲームを取りいれたリハビリ、一般市民向けの演劇ワークショップなどを実施し、近年多方面から注目を集めている。
誰しもに関わる「老い」をテーマに認知症の人と“いまここ”を楽しむ彼らの活動は、不可解で不確かな他者と向き合い関係性を築くという、「演じること」の本質に迫る。
今回は、認知症のお年寄りの言葉を受け止め、否定せずに演技をすることで心を通わせることを実践するワークショップ「老いと演劇」と併せて、「老いのリハーサル」と称した65歳以上限定のワークショップも開催。高齢者の孤立が問題視される東京で、介護と演劇はどう新たな関係を結ぶことができるのか。

プロフィール

菅原直樹(すがわら・なおき)
1983年栃木県生まれ。奈義町アート・デザイン・ディレクター。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。俳優、介護福祉士。四国学院大学非常勤講師。平田オリザが主宰する青年団に俳優として所属。小劇場を中心に新進劇作家・演出家の作品に多数出演。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として働く。2012年、岡山に移住。介護と演劇の相性の良さを実感し、地域における介護と演劇の新しいあり方を模索している。

  • 日時
  • ワークショップ「老いと演劇」

    1月29日(日) 13:00-16:30

  • ワークショップ「老いと演劇」

    1月30日(月) 17:30-21:00

  • ワークショップ「老いのリハーサル」*65歳以上限定

    1月31日(火) 10:00-13:00

  • トーク+公開ワークショップ「老いと演劇」

    1月31日(火) 18:30-21:00

  • 予約方法
  • 無料・要予約(先着順)
  • 上演言語
  • 日本語
  • クレジット
  • ワークショップ構成・演出│菅原直樹