Scene/Asia アッセンブリー
「アジア/オルタナティブにおける共有地はどこにある?」
トーク│集会
Scene/Asia Assembly
Scene/Asiaは、アジアで展開する複数の「シーン」=社会状況/舞台を共有し、その知をアクティブに体験・活用するためのプラットフォーム。現在アジア5カ国から14名のキュレーター、リサーチャーが参加し、ウェブ上でのオンライン・キュレーションや東南アジア各地でのリサーチを展開中。
今回はその視点や経験を身体的にも共有する場として、アッセンブリー(集会)を開催する。
今日のアジアにおいて、オルタナティブな場所やネットワークはいかに築かれるのか。また日本社会のなかで、アジアという場所はいかなる「Commons=社会の共有地」としてとらえることができるのか。
昨年実施されたベトナム・リサーチの報告をはじめ、日本—アジア間を基盤に活動するアーティストをゲストに迎え、今日のアジア / オルタナティブのあり方について、ドリンクを片手に語り合う。
- 参加メンバー
- ゲスト│キュンチョメ、小鷹拓郎
- レポーター│江上賢一郎
- 企画・司会│居原田遥
プロフィール
キュンチョメ
2011年から活動している男女のアートユニット。メンバーはホンマエリとナブチ。国内外のシリアスな現場に詩的な行動やユーモアで切り込み、加害者と被害者、当事者と非当事者の境界を曖昧にしていく作品を制作。主な作品は、展示会場入口に花畑をつくり、来場者は花を踏み進まないと展示空間には入れない「Flower XX」、日本まで逃げて来た難民の人々と観客が目隠しをして一つの顔をつくる「ここでつくる新しい顔」など。
小鷹拓郎(こたか・たくろう)
アーティスト。元リサイクルショップこたか商店店主。これまでアジア、アフリカ、中東各国を旅しながらドジでマヌケなドキュメンタリー映像を多数制作。最近では、アジアのバカ芸術家たちと交流を深めて様々なイベントを企画したり、国立奥多摩美術館のアーティストたちと期間限定のセルフビルド映画館「国立奥多摩映画館」を設立。
江上賢一郎(えがみ・けんいちろう)
1980年福岡県生まれ。早稲田大学、ロンドン大学ゴールドスミス校 文化人類学修士課程修了。留学中よりアートとアクティビズム、オルタナティブな自立空間のリサーチを開始。現在はドローイング・写真制作、アジア圏を中心としたオルタナティブスペースのリサーチとネットワーク作りを行っている。
居原田遥(いはらだ・はるか)
1991年沖縄県生まれ。沖縄やアジア圏の芸術運動、オルタナティブ・カルチャーを関心の主軸とし、企画・展覧会などを行う。また東京藝術大学特任助手としてミャンマー、ラオス、カンボジアなど東南アジア各地との芸術教育交流を担当中。
- 日時
-
2月1日(水) 19:00-21:30
- 会場
- SHIBAURA HOUSE 1F
- 〒108-0023 港区芝浦3-15-4
- 会場お問合せ│ 03-5419-6446
- 予約方法
- 無料・要予約(先着順)
- ・ドリンク代(1000円)を別途頂戴いたします。
- ・定員 50名
- ・当日ご寄付にご協力をいただいております。
- クレジット
- Scene/Asia助成│
- 国際交流基金アジアセンター
- 公益財団法人セゾン文化財団
- 関連サイト
- scene-asia.com