小泉明郎
「私たちは未来の死者を弔う」

Meiro Koizumi

“We Mourn the Dead of the Future”

映像インスタレーション

©Meiro Koizumi
映像と演劇の交わる地点で新境地を切り拓く小泉明郎。
時間の裂け目で永劫回帰する、未来の英雄/死者たちが甦る儀式/パフォーマンス映像。

国家と個人、精神と身体の関係を探求し、演劇的な手法を経て映像にあぶり出すアーティスト、小泉明郎。近作「夢の儀礼─帝国は今日も歌う─」をはじめ、社会に潜む暴力やその構造を、無意識的かつ身体的な反応として映像化する演出力は、美術界のみならず演劇界からも大きな注目を集めている。
昨年、シアターコモンズで開発したワークショップでは、小泉が長年取り組んできたヒロイズムや自己犠牲のテーマをめぐり、20名の若者たちとともにパフォーマンスを創作。極寒の雨の中、かつての米軍基地跡地にて「未来の英雄/死者たち」を弔うための儀式/上演を行った。「あなたは何かを守るために命を投げ出せますか?」この究極的な問いに向き合うことを強いられた若者たちと、それを取り囲む傍観者たちが映り込む演劇的映像は、神聖さと痛みをたたえながら、観る者にも同じ問いを突きつけてくるはずだ。

プロフィール

小泉明郎(こいずみ・めいろう)
1976年群馬県生まれ。国際基督教大学卒業後に渡英し、ロンドンのチェルシー・カレッジで映像表現を学ぶ。近年はニューヨーク近代美術館のProjectsやテート・モダンのBMWテート・ライブをはじめ、国内外の数多くの展覧会に参加。2015年には初期作品から新作までを揃えた初の大規模個展「捕われた声は静寂の夢を見る」をアーツ前橋で開催。2017年、vacantで開催された個展「帝国は今日も歌う」は社会と個人の心理に深く切り込む大胆な映像で大きな反響をよんだ。

©Meiro Koizumi

日時

2月22日(金)-3月10日(日)(月・火 休)
水・木・金 13:00-20:00
(最終入場:19:30)
土・日 12:00-20:00(最終入場:19:30)
*ただしトーク開催日2/27および最終日3/10は19:00まで(最終入場は18:30まで)

上演時間

約50分
*期間中は常時ループ上映を行います。

会場

北千住BUoY 2Fギャラリー
〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11

参加方法

予約不要・要コモンズパス提示
パス購入はこちら

上演言語

日本語

クレジット

構成・演出|小泉明郎
出演|植村真、柏木健太郎、久保勝大、小橋清花、志賀耕太、敷地理、篠原奏、柴田悠、武田大輝、鄭優希、寺澤亜彩加、萩原朋花、花島大樹、原知慶、日比野桃子、松枝昌宏、馬渕一樹、三好帆南、村田天翔、渡辺ひとみ
演出助手|小山渉
撮影ディレクター|森内康博(らくだスタジオ)
撮影|青山真也
録音|西垣太郎
撮影協力|中村碧、宮澤響
録音アシスタント|近藤崇生
制作・主催|シアターコモンズ実行委員会、無人島プロダクション

関連イベント

小泉明郎+出演者たちによるトーク
日時:2月27日(水)19:00-21:00
会場:北千住BUoY 2Fギャラリー
定員:40名
参加方法:予約不要・先着順 コモンズパス提示